実験動物の脂質代謝経時変化の追跡を実現

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小動物・実験動物におけるLipoSEARCH解析のメリット・事例

従来の超遠心法や電気泳動法で、マウスのように微量しか採血できない実験動物の脂質を分析するには、複数個体から採血したサンプルをプールして必要量を得るしか方法がありませんでした。

LipoSEARCHでは、わずか10μL(injection量)の血清・血漿で、リポタンパク質の主要分画とサブクラス詳細分画のコレステロール・中性脂肪の正確な測定が可能なため、お客様の貴重な実験動物を生かしたまま、各個体における経時変化を追跡する実験が可能となります。 また、数値データのみならずクロマトグラムのデータも得られますので、病態の相違や経時変化を視覚的にわかりやすく把握できるのも特徴です。

マウス:wild type
  マウス:Apo E knock-out
HDLにTGがほとんど含まれていないことが解ります。 アポEが欠損しているため、VLDLレムナントが肝臓に取り込まれず、大量に血中に小型VLDLが残存し、幅の広いVLDL-Choのピークが出現します。
   
マウス:LCAT欠損
マウス:ヒトCETP発現
レシチンコレステロールアシル転換酵素(LCAT)活性を欠損させたため、遊離コレステロールをエステル化しコレステリルエステルにすることができません。このためHDLも成熟することができず、総コレステロールも低くなっています。 ヒトCETPをマウスに発現させるとVLDLやLDLからTGをもらってHDL-TGが出現、逆にHDL-Cは減少します。
   
ウサギ:wild type(JW)
参考:マウスの4種モニター(wildtype)
JW。LDLやHDLのサイズは、ヒトに非常に近いのが特徴です。CETP活性が高いため、LDLやHDLのTGの割合がヒトより高くなっています。 コレステロールと中性脂肪以外にフリー・コレステロール(FC)とリン脂質(PL)の測定も可能です。

疾患モデル動物の解析事例

マウス

(野生型)C57BL/6, 8週齢♂   (糖尿病モデル)KK-Ay ,9週齢♂

ラット

(野生型)Wistar, 9週齢♂  (肥満モデル)Zucker ,10週齢♂

イヌ

健康   肥満   糖尿病
健康なイヌのリポタンパク質はほとんどがHDLです。 肥満になると、LDLが増えてきます。 糖尿病やクッシング症候群・甲状腺機能異常などの病気になると、CM、VLDLのコレステロールや中性脂肪が増え、脂質代謝異常がみられます。

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