解析事例

LipoSEARCHは10µlという極微量で測定できるので、高価かつ貴重な実験動物を生かしたまま、各個体のリポタンパク質プロファイルの経時変化を追うことが可能です。

従来の超遠心法や電気泳動法の場合、例えば高中性脂肪のマウスのように微量しか採血できない実験動物の測定では、複数個体から回収した検体をプールして必要量を得るしか方法がありませんでした。LipoSEARCHは、10μlの血清・血漿でコレステロール・中性脂肪の正確な測定が可能なため、各個体におけるリポタンパク質プロファイルの経時変化を追った実験が可能になります。

マウスApo E knock-out
SLBライブラリー:No. 45

アポEがないため、VLDLレムナントが肝臓に取り込まれず、大量に血中に小型VLDLが残存し、幅の広いVLDL-TCのピークとなります。

 
マウスwild type
SLBライブラリー:No. 42

HDLにTGがほとんど含まれていないことが解ります。(マウスはCETP活性が非常に弱いのでHDL-CをVLDL

 
 
マウスヒトCETP発現
SLBライブラリー:No. 44

ヒトCETPをマウスに発現させるとVLDLやLDLからTGをもらってHDL-TGが出現、逆にHDL-CはVLDLやLDLに転送されて減少します。

 
マウスLCAT欠損
SLBライブラリー:No. 43

レシチンコレステロールアシル転換酵素(LCAT)活性を欠損させたため、遊離コレステロールをエステル化しCEにすることができません。このためHDLも成熟することができず、総コレステロールも低くなっています。

 
 
参考:4種モニター
(wildtypeマウス)

コレステロールと中性脂肪以外にフリー・コレステロール(FC)とリン脂質(PL)の測定も可能です。 (※サンプル量は100µl以上必要とします)

 
ウサギwild type(JW)
SLBライブラリー:No. 4

JW。LDLやHDLのサイズは、ヒトに非常に近いのが特徴です。CETP活性が高いため、LDLやHDLのTGの割合がヒトより高値となっています。

 
 

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